学生の頃は、図工の時間に夢中で手を動かしていましたよね。
絵を描いたり、紙を切ったり、粘土をこねたり、彫刻刀で木を彫ったり。
あの「作る時間」は、どこかワクワクしていて楽しかったものです。
でも、大人になるにつれて、ものを作る時間から少しずつ遠ざかってしまった気がします。
家事や仕事に追われて、「やらなくてはいけないこと」をこなす日々の中で、
いつの間にか 「作る楽しさ」を忘れてしまっていました。
もう一度、作る時間を楽しむ

ある時「やってみたいな」と思っていたことを、思い切ってやってみたんです。
すると、夢中で手を動かしている自分がいて、気づけば時間を忘れていました。
学生の頃のように評価を気にする必要もなく、
自分がいいと思えるものを自由に作れるその感覚が、なんとも心地よかったんです。
クラフト絵手紙は、まさにそんな「作る楽しさ」をもう一度思い出させてくれる時間です。
筆ペンで文字を書き、素材を切って貼り、色を重ねていく。
そのひとつひとつの動作に集中しているうちに、
頭の中の “やらなきゃ” が少しずつ静かになっていきます。
線を描く時間を味わう
短い時間でもいい。
お気に入りのペンでスーッと線を描くだけでもいいです。
線ひとつが、毎回違う表情を見せてくれます。
今日は力の入った線だな。
今日は優しい線だな。
そんなふうに、自分の “今” を線で感じることができるんです。
そして、ほんの数分でも手を動かすことで、心が少しずつほどけていきます。
上手に描こうとしなくても大丈夫。
思うままに色を重ねたり、素材を貼ったりしているうちに、
気づけば気持ちが整っているそんな瞬間があります。
自分時間は、心を整える時間
誰かのためではなく、自分のために手を動かす。
その時間は、気持ちをリセットする “自分時間” になります。
クラフト絵手紙は、作品を完成させることが目的ではなく、
作る過程を味わうもの。
上手にできなくても、思い通りにいかなくても大丈夫。
今日の線を描いてみる。
それだけで、心の中に静かなあたたかさが広がっていきます。
まとめ

忙しい日々の中でも、少しの時間でできる“自分のための時間”があります。
クラフト絵手紙は、そんな小さな自分時間をつくるアート。
線を描き、色を重ね、言葉を添える。
その過程のすべてが、自分を整えていく時間になります。
今日のあなたの気持ちを、1枚のハガキにのせてみませんか?

